年賀状じまいに句読点は付ける?

封筒・宛名・郵送の書き方

年賀状じまいでは、句読点「、」「。」を付けない書き方が一般的です。ただし、句読点を付けてはいけないという郵便上の決まりがあるわけではありません。

改まった年賀状らしい形にそろえるなら、

本年をもちまして
年賀状でのご挨拶を控えさせていただきます
今後も変わらぬお付き合いのほど
よろしくお願い申し上げます

のように、句読点を使わず改行で区切るとまとまりやすくなります。

一方、読みやすさを優先する文面では、

本年をもちまして、年賀状でのご挨拶を控えさせていただきます。
今後も変わらぬお付き合いのほど、よろしくお願い申し上げます。

のように書くこともできます。

年賀状じまいでは句読点を付けない形が一般的

日本郵便の年賀状印刷サイトでは、年賀状について句読点を使わないのがマナーとされてきたと説明しています。実際に掲載されている年賀状の文例も、

昨年は大変お世話になりました
本年も何卒よろしくお願いいたします

のように、句読点を使わず改行で区切る形が多く見られます。

そのため、年賀状じまいも従来の年賀状の書式に合わせるなら、句読点なしでまとめると自然です。

句読点を付けない場合はどう区切る?

句読点を省くなら、文章の切れ目が分かるようにレイアウトで補います。

文の切れ目で改行する

もっとも分かりやすいのは、文ごとに改行する形です。

旧年中は大変お世話になりました
本年をもちまして
年賀状でのご挨拶を控えさせていただきます
今後も変わらぬお付き合いのほど
よろしくお願い申し上げます

「。」がなくても、改行によって文のまとまりを読み取れます。

長い一文にしすぎない

句読点を使わないからといって、

本年をもちまして年賀状でのご挨拶を控えさせていただきますが今後も変わらぬお付き合いのほどよろしくお願い申し上げます

と一続きにすると、読みにくくなります。

句読点を省く場合ほど、改行と行のまとまりを使って区切ることが重要です。

行数の考え方は、年賀状じまいの一言は何行にする?で詳しく整理しています。

句読点を付けても間違いとは限らない

「年賀状には絶対に句読点を付けてはいけない」という法令や郵便物の規則があるわけではありません。

日本郵便の年賀状印刷サイトも、「句読点を使わないのがマナーとされてきた」と説明しており、郵便物として句読点を禁止するルールを示しているわけではありません。

また、文化庁の「公用文作成の考え方」では、通常の文章では句点「。」と読点「、」を使うことが原則とされています。

年賀状は公用文ではありませんが、句読点そのものが日本語として不適切な記号というわけではないことは確認できます。

そのため、親しい相手へのカジュアルな年賀状じまいなどで、読みやすさを優先して句読点を付けても、それだけで文章として誤りになるわけではありません。

句読点を付けるか迷ったときの決め方

句読点の有無は、相手と文面全体の書式を見て決めます。

改まった年賀状なら付けない形にそろえる

目上の相手や仕事関係など、従来の年賀状らしい書式を重視するなら、

本年をもちまして
年賀状による新年のご挨拶を控えさせていただきます

のように、句読点なしで整えると無難です。

カジュアルな文面なら読みやすさを優先できる

親しい友人などへの文面なら、

今年で年賀状でのご挨拶を最後にしようと思っています。
これからもよろしくお願いします。

のように、普通の文章として句読点を使う選択もできます。

大切なのは、同じ文面の中で句読点あり・なしを無意味に混在させないことです。

句読点の有無は文面全体でそろえる

たとえば、

旧年中は大変お世話になりました
本年をもちまして、年賀状でのご挨拶を控えさせていただきます。
今後もよろしくお願い申し上げます

のように、一部だけ句読点を付けると、書式が不統一に見えることがあります。

句読点を使わないなら全体を改行中心で整理し、使うなら通常の文章として「、」「。」を適切に入れる方がまとまりやすくなります。

年賀状じまいの文をはがきのどこへ置くかは、年賀状じまいはどこに書く?はがきの位置と配置で解説しています。

年賀状じまいの句読点をまとめると

書き方判断
句読点を使わず改行する年賀状らしい基本形
「、」「。」を付ける絶対的な禁止ではない
改まった相手への年賀状句読点なしが無難
カジュアルな年賀状読みやすさに応じて使える
句読点を省いて長文を続ける読みにくいため避ける
一部だけ句読点を付ける書式をそろえた方がよい

年賀状じまいでは、迷ったら句読点を使わず、文の切れ目で改行する形にすると整いやすくなります。

ただし、句読点なしが郵便上の絶対ルールというわけではありません。

相手やデザインに合わせて、句読点を使う場合は文面全体で統一します。

参考資料・参考サイト

関連記事

タイトルとURLをコピーしました