年賀状じまいの一文は、基本的に年賀はがきの通信面に書きます。新年の挨拶に続けて年賀状じまいのお知らせを置き、その後に今後のお付き合いや結びの言葉を続けると自然です。
たとえば、
謹賀新年
旧年中は大変お世話になりました本年をもちまして
年賀状でのご挨拶を控えさせていただきます今後も変わらぬお付き合いのほど
よろしくお願い申し上げます令和○年 元旦
のように配置します。
年賀状じまいだからといって、宛名面やはがきの端に特別な欄を作る必要はありません。
年賀状じまいは通信面に書く
年賀状じまいは、相手へ伝える挨拶・お知らせの一部です。
そのため、賀詞や新年の挨拶を書く通信面に組み込むのが分かりやすい形です。
基本的には、
賀詞
↓
新年の挨拶
↓
年賀状じまいのお知らせ
↓
今後のお付き合い・結び
↓
日付
という流れで考えます。
「年賀状じまいの文だけをどこかに追加する」というより、年賀状全体の挨拶文の一部として配置するとまとまりやすくなります。
はがきの中ではどの順番に置く?
年賀状じまいの文面は、上から順に役割を分けると配置しやすくなります。
最初に賀詞や新年の挨拶を書く
まず、
謹賀新年
などの賀詞を置き、その後に、
旧年中は大変お世話になりました
などの挨拶を続けます。
最後の年賀状であっても、その年の新年の挨拶として送ることに変わりはありません。
中ほどに年賀状じまいのお知らせを置く
新年の挨拶の後に、
本年をもちまして
年賀状でのご挨拶を控えさせていただきます
など、年賀状じまいであることを伝えます。
ここが文面の中心となるため、前後を改行して一つのまとまりとして見せると、相手にも伝わりやすくなります。
後ろに今後のお付き合いや結びを書く
年賀状じまいのお知らせだけで終えるのではなく、
今後も変わらぬお付き合いのほど
よろしくお願い申し上げます
など、今後についての一言を続けると自然です。
「年賀状をやめること」と「付き合いを終えること」は別なので、今後も関係を続けたい場合は、その意図が伝わる言葉を添えます。
最後に日付を置く
文面の最後には、
令和○年 元旦
などの日付を置きます。
年賀状じまいの文より後ろに配置すると、年賀状全体の締めとしてまとまります。
年賀状じまいの文を目立たせる配置
年賀状じまいのお知らせは、通常の挨拶文に埋もれないように配置します。
前後で改行して独立させる
たとえば、
旧年中は大変お世話になりました
本年をもちまして
年賀状でのご挨拶を控えさせていただきます今後も変わらぬお付き合いのほど
よろしくお願い申し上げます
のように、年賀状じまいの部分を前後の文から分けます。
これなら、相手が文面を流し読みしても「今回で年賀状を終える」という内容を見落としにくくなります。
文面を詰め込みすぎない
写真、近況報告、長い挨拶文、年賀状じまいのお知らせをすべて盛り込むと、重要な一文が目立たなくなることがあります。
その場合は、近況報告などを短くし、年賀状じまいのお知らせが読める余白を残します。
宛名面に年賀状じまいを書く必要はない
宛名面は、宛先、郵便番号、差出人情報などを書く面です。
年賀状じまいのお知らせを宛名面の特定位置に書かなければならないという一般的な決まりはありません。
そのため、
年賀状じまいの文章は通信面
宛名や住所は宛名面
と分けると整理しやすくなります。
宛名面の空きスペースへ小さく書き足すより、通信面の挨拶文として読める位置に置く方が自然です。
句読点・縦横・行数は配置とは別に決める
年賀状じまいの位置が決まったら、次に文面の細かな書式を整えます。
句読点を付けるか
年賀状では、句読点を使わない書式もよく見られますが、必ず禁止されているわけではありません。
年賀状じまいの文で「、」「。」を付けるか迷った場合は、年賀状じまいに句読点は付ける?で詳しく整理しています。
縦書き・横書きのどちらにするか
年賀状じまいだから縦書き、または横書きにしなければならないという決まりはありません。
はがき全体のデザインや他の文字の向きとそろえるのが基本です。
詳しくは、年賀状じまいは縦書き・横書きどちら?で解説しています。
何行にまとめるか
年賀状じまいの一言は、決まった行数があるわけではありません。
短すぎて意図が伝わらない場合もあれば、長すぎて文面を圧迫する場合もあるため、伝える内容と余白のバランスで決めます。
詳しくは、年賀状じまいの一言は何行にする?で整理しています。
年賀状じまいの配置例
通信面を上から順に考えると、次のように整理できます。
| 位置 | 入れる内容 |
|---|---|
| 上部 | 賀詞 |
| 上部〜中央 | 新年の挨拶・旧年のお礼 |
| 中央〜後半 | 年賀状じまいのお知らせ |
| 後半 | 今後のお付き合い・結び |
| 下部 | 日付など |
「年賀状じまいは必ず中央」といった固定位置があるわけではありません。
デザインによって多少上下しても、挨拶の流れが自然で、年賀状じまいの内容が見落とされない配置になっていれば問題ありません。
年賀状じまいの位置をまとめると
| 書き方 | 判断 |
|---|---|
| 通信面に書く | 基本 |
| 新年の挨拶の後に置く | 分かりやすい |
| 前後を改行して独立させる | 見落とされにくい |
| 後ろに今後のお付き合いを書く | 自然 |
| 宛名面に年賀状じまい文を書く | 基本的に必要ない |
| はがきの端へ小さく入れる | 伝わりにくいため避けたい |
| 必ず中央など固定位置にする | 一律の決まりはない |
迷ったら、「新年の挨拶→年賀状じまいのお知らせ→今後のお付き合い・結び」の順に通信面へ配置します。
そのうえで、句読点・縦書きか横書きか・行数を整えると、年賀状全体の書式を決めやすくなります。

