「取り組み」と「取組」はどちらを書く?使い分けと表記ルール

表記・送り仮名

一般向けの文章では「取り組み」と書くと読みやすくなります。一方、行政の公用文では「取組」という送り仮名を省いた形が使われます。広報やWebサイトでは、読み手に合わせて「取り組み」とすることもできます。

「取り組み」と「取組」は、企業サイトや行政文書でどちらも見かける表記です。

一般向けの文章と正式な行政文書では、採用される形が異なることがあります。

この記事では、一般向け本文、公用文、動詞の「取り組む」を分けて、どの場面でどちらを使うかを整理します。

「取り組み」と「取組」はどこで使い分ける?

一般向け文章では「取り組み」

Webサイトや広報、一般向けの説明文なら、

  • 環境保護への取り組み
  • 新しい取り組みを始める
  • 会社の取り組みを紹介する

のように書けます。

「取り組む」という動詞との関係が分かりやすいため、一般向けの文章では使いやすい表記です。

公用文では「取組」

行政の文書では、

  • 重点的な取組
  • 今後の取組
  • 地域の取組
  • 取組状況

などの表記が使われます。

そのため、「取組」は送り仮名の付け忘れではありません。

行政文書と一般向け広報ではどう書き分ける?

正式な行政文書では「取組」

行政内部の資料や政策文書などでは、

今後の取組を整理する。

のように書かれます。

一般向け広報では「取り組み」も使える

一般の人が読むWebページや広報なら、

地域活性化への取り組みをご紹介します。

のように、送り仮名を残した表記を使うことができます。

読み手に応じて表記を分ける考え方です。

名詞と動詞はどう書き分ける?

名詞で「取組」を使っていても、動詞では、

問題解決に取り組む。

と書きます。

たとえば、

今後の取組を整理し、課題の解決に取り組む。

という形です。

名詞と動詞で形が違うため、単純な表記揺れではありません。

見出しと本文で表記を変えてよい?

役割が違えば、使い分けることができます。

たとえば行政資料で、

今後の取組

本文では、

今後は次の課題に取り組みます。

と書けます。

一方、一般企業のWebサイトなら、見出しも本文も「取り組み」に統一する方が自然な場合があります。

同じ役割ではどう統一する?

同じ見出し階層で、

  • 今後の取組
  • 主な取り組み
  • 新たな取組

と理由なく混在させるのは避けた方がよいでしょう。

一般向けなら「取り組み」、正式な行政文書なら「取組」と、文書全体の方針を決めます。

迷ったときの判断基準

場面書き方の目安
一般向け本文取り組み
企業サイト・広報取り組み
行政の正式文書取組
一般向け行政広報取り組みを使う場合がある
動詞取り組む

「取り組み」と「取組」は、どちらかが誤りというより、文書の種類と読み手に応じて選ぶ表記です。

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