「取り扱い」が送り仮名を付けた基本の形で、「取扱い」「取扱」も使われます。一般向け本文なら「取り扱い」、見出しや「取扱注意」などの固定的な表記では「取扱」を使うと整理しやすくなります。
3つの表記はどう使い分ける?
「取り扱い」は一般向け本文で使いやすい
本文なら、
- 個人情報の取り扱いについて
- 商品の取り扱いを開始する
- この機器の取り扱いに注意する
のように書けます。
一般向けの説明では、送り仮名を残した「取り扱い」が読みやすい形です。
「取扱い」も文書で使われる
途中の送り仮名を省いた、
取扱い
という表記もあります。
たとえば、
- 個人情報の取扱い
- 商品の取扱い
- 取扱い方法
という形です。
会社や組織が「取扱い」に統一している場合は、その表記に合わせます。
「取扱」は固定表現や項目名で使いやすい
送り仮名を省いた、
取扱
も使われます。
特に、
- 取扱注意
- 取扱所
- 取扱商品
- 取扱店舗
などで見られます。
「取扱注意」のように定着した表記は、無理に「取り扱い注意」と直す必要はありません。
本文と見出しではどう書き分ける?
見出しでは「取扱い」「取扱」を使う場合がある
たとえば、
個人情報の取扱いについて
という見出しが使えます。
短い項目名なら、
取扱商品
のように「取扱」とする場合もあります。
本文では「取り扱い」が読みやすい
本文では、
当社における個人情報の取り扱いについて、以下のとおり定めます。
とできます。
役割が異なれば、同じページで複数の表記を使うこともできます。
動詞ではどう書く?
名詞の「取扱」と動詞は分けて考えます。
当社ではこの商品を取り扱っています。
と書けば自然です。
項目名で「取扱」を使っていても、動詞まで機械的に短縮する必要はありません。
同じ用途ではどう統一する?
同じ種類の見出しで、
- 取り扱い方法
- 取扱い条件
- 取扱商品
と理由なく表記が変わると、揺れに見えます。
一般向けなら「取り扱い」、組織内文書なら既存の「取扱い」など、用途ごとに基準を決めます。
迷ったときの判断基準
| 場面 | 書き方の目安 |
|---|---|
| 一般向け本文 | 取り扱い |
| 説明文 | 取り扱い |
| 組織指定表記 | 取扱いなど指定に従う |
| 「取扱注意」など固定表記 | 取扱 |
| 見出し・項目名 | 取扱・取扱いを使う場合がある |
3つの形を理由なく混在させるのではなく、本文・項目名・固定表現のどこで使っているかを基準に決めると表記が安定します。

