疑問符「?」で文を終える場合、その後に句点「。」を重ねる必要はありません。
参加しますか?
と書き、
参加しますか?。
とはしません。
「?」自体が疑問を示し、文末の区切りとして機能するためです。
一方、疑問の内容でも「?」を使わない文章なら、
参加するかどうかを確認してください。
のように、通常どおり句点「。」で終えます。
「?」で文を終えるなら句点は重ねない
文化庁の「公用文作成の考え方」では、「?」は疑問・質問・反問などを示す符号として扱われています。
「?」だけで文末を示す
たとえば、
この制度を知っていますか?
のように書きます。
文化庁の資料でも、
○○法が改正されたのを知っていますか?
のように、「?」で文を終える例が示されています。
その後にさらに、
。
を加える形にはなっていません。
「?。」とはしない
したがって、
この制度を知っていますか?。
のように、疑問符と句点を連続させる必要はありません。
疑問符を使うなら、
この制度を知っていますか?
で終えます。
疑問文でも「?」を使わない場合がある
疑問の内容だからといって、すべての文章に「?」を付けなければならないわけではありません。
公用文では必要に応じて使う
文化庁は、公用文でも解説・広報、発言をそのまま記載する記録などでは、必要に応じて「?」を使ってよいとしています。
逆にいえば、通常の通知・説明文で必ず疑問符を使うというルールではありません。
間接的な疑問は句点で終える
たとえば、
参加するかどうかを確認してください。
いつ実施するかは未定です。
では、文全体は質問ではありません。
そのため、通常の文として句点で終えます。
「?」の後に文章が続く場合
疑問符が文の途中に現れ、その後に別の文が続くことがあります。
次の文が続くなら間を空ける
文化庁の「公用文作成の考え方」では、
「?」「!」の後に文が続く場合は、全角または半角1文字分空ける
とされています。
たとえば、
本当に必要ですか? もう一度確認してください。
のような形です。
疑問符の後に句点を置くのではなく、空きを設けて次の文へ進みます。
読点や句点を足して区切らない
本当に必要ですか?。もう一度確認してください。
とはしません。
「?」で前の文が終わっているため、そのまま次の文との間を空けます。
この空け方については、疑問符「?」の後は一マス空ける?文章での空け方で詳しく整理します。
かぎ括弧の中で「?」を使う場合
会話文や引用では、
「本当に参加しますか?」
のように書けます。
「?」の直後に閉じかぎ括弧を置く
この場合は、
? → 」
の順です。
「本当に参加しますか?。」
とはしません。
また、「?」と閉じかぎ括弧の間に空白を入れる必要もありません。
文部科学省の表記資料でも、疑問符・感嘆符の後に閉じ括弧類が来る場合は、間を空けずに続ける扱いが示されています。
かぎ括弧の外側の文が続く場合
たとえば、
「本当に参加しますか?」と尋ねた。
のように書きます。
ここでは、
- 「?」=引用された疑問文の終わり
- 「尋ねた。」=外側の文の終わり
です。
二つの文末記号の役割を分けて考えます。
タイトル・見出しの「?」にも句点は付けない
タイトルや見出しを疑問形にするときも、
句点は必要?
のように「?」で終えます。
「?。」とはしない
句点は必要?。
とはしません。
疑問符だけでタイトルの終わりが分かります。
タイトルの句点については、タイトルに句点は必要?記事・資料・文書での考え方で詳しく整理しています。
公用文で「?」は使っていい?
文化庁の現行方針では、必要に応じて使えます。
解説・広報などでは使用できる
文化庁は、
- 解説
- 広報
- 発言をそのまま記録する文書
などで、「?」を必要に応じて使って差し支えないとしています。
特に、
○○法が改正されたのを知っていますか?
のような問い掛けでは、「?」がある方が疑問であることを明確にできます。
文書内で使い方をそろえる
「?」など各種の符号を使う場合は、文書内で用法を統一し、むやみに多用しないことも文化庁の資料で示されています。
たとえば同じ種類の問い掛けで、
ご存じですか?
参加できますか。
と表記がばらついているなら、媒体の方針を確認してそろえます。
「?」と「。」をどう使い分ける?
| 文の形 | 文末の目安 |
|---|---|
| 直接の質問として「?」を使う | ? |
| 疑問符を使わない通常文 | 。 |
| 間接的な疑問 | 。 |
| 「?」の後に別の文が続く | ?+空き+次の文 |
| 「?」の後に閉じかぎ括弧 | ?」 |
| 疑問形のタイトル | ? |
| 「?。」 | 通常は使わない |
迷ったら、「この文は『?』で文末を示しているか」を確認します。
「?」を使って文が終わっているなら、後ろに句点を追加する必要はありません。
参加しますか?
とします。
疑問符を使わない文章なら、
参加するかどうかをご確認ください。
のように、通常の句点で終えます。

